インスピレーションマーズミッション国際学生コンペ【優勝!】

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2014年8月9日、真夏のヒューストン郊外リーグシティ。

そこに、ヨーロッパ、アジア、アメリカ国内から学生が集まり、
「インスピレーションマーズミッション(*)デザイン国際学生コンペ」の最終選考プレゼンが開催されました。
全38チームのコンペ参加チームから最終選考に残ったのは10チーム。
その中に日米合同チームの「Team Kanau(協)」がありました。

*インスピレーション マーズ ミッション (Inspiration Mars Mission)
世界で初めて自費で宇宙飛行をしたデニス・チトー氏が創設したインスピレーションマーズ財団の提案する有人火星ミッション。

コンペの内容は、
2018年に男女1人ずつを宇宙船にのせて地球から火星へ向かい、
なるべく安くシンプルにそして安全に火星の周りを回って地球に帰還させるというミッションのアイデアコンテスト。
採点項目は軌道決定から乗組員の精神ケアまで、他分野に渡る広い知識と考察が要求されます。

そしてなんと、日米合同チーム「Team Kanau(協)」が見事★★優勝★★し、
賞金1万ドルと優勝トロフィーを手に入れました!!

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話はさかのぼること約10か月前。

本コンペの存在を知った慶応大学院生(元SSD社員)が、コンペに参加しようとメンバーを集めていた時、
元同僚のSSD社員に声を掛けました。
コンペの主体は学生ですが、学生以外も参加可能ということでコンペに参加することになりました。
ECLSS(生命維持システム)においては、国内の見識人と交流があり、
社内でもシミュレータの開発をしていることから、主にECLSS設計を担当することに。

さらにチームの輪は広がり、日本国内のみならず、
アメリカのパデュー大学の学生も協力して

  日米合同チーム「Team Kanau(協)」

が結成されました。

国内でも複数大学の学生や社会人が集まり、
さらには海外とも連携しながらミッションを組み立てていくのはなかなか至難の業でした。
メールだとうまく伝わらないことも多々。
スカイプするのも時差や個々の都合を考慮すると難しい。
それでもなんとか3月にレポートをまとめて提出し、最終候補10チームに選ばれました。

最終候補に選ばれたのは嬉しいものの、そこからまた最終選考プレゼンに向けてが大変(汗。
結局、プレゼンの形を整え始めたのは日本メンバーが現地入りした発表2日前から。

  「はじめまして」から始めたチーム会議。

夜中&直前まで修正と練習を繰り返し、いざ発表へ!!

発表順は最後。
類似の発表内容を何時間も聞いて疲れた雰囲気の会場でしたが、
発表が始まってからは審査員、聴衆の心は掴んだ!と実感。

その後のディナー交流会の最後でいよいよ結果発表です。
5位から順に呼ばれていくが、「Team Kanau」の名は呼ばれない。
2位のチームが呼ばれたとき、正直そこで優勝を確信しました。
それでも優勝チームが呼ばれたときはチーム全員が飛び上がって喜びました!!

学生コンペと言えど、かなりハイレベルな戦いだったと思います。
コンペ終了後には他チームとも交流し、これだけ多くの世界中の若者が、
情熱と夢を持って今後の宇宙開発を担っていくのだと感じることができました。

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最後に、今回のコンペに際し、
貴重な意見やアドバイスをくださった
多くの方々に深く感謝申し上げます。
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火星協会ウェブ上の優勝記事


Team Kanauのウェブページ(英語)

Team Kanauのウェブページ(日本語)

(報告) 森山